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旧訳再掲;何清漣氏 @HeQinglian: 信力健事件 ─教育家はなぜ弾圧された?

信力健事件 ─教育家はなぜ弾圧された?

2015年9月19日

広東省の教育者で慈善活動家、企業家の信力健が8月21日に逮捕されてから、志の高い教育者で、熱心な公益活動家が一体どんな罪を犯したのかずっと不思議に思ってきました。そして当局が、「故意に会計書類を焼き捨てた容疑」だと発表したので、又してもこれは、根も葉もない冤罪事件だと知りました。信力健の罪については、張恩銘の「司令部を撃てーわが大字報」(「炮打司令部! 声讨信力建 —— 我的一张大字报)、余未の「信力健になんの罪有りや?」(信力建何罪之有)」がはっきり述べています。信力健は「罪を犯した」というより、中共政府のタブーに触れたのです。

公民教育の実践で中共教育のタブーに触れた

信力健の罪は4つある、とする二つの文書があります。

一つは、20以上の教育機関を作り、1千人を超す教職員を抱え、数1万に上る学生を擁した。

二つ目は、書籍を出版し、各種研究会、学術会議を組織した。文化交流を推進し国際的視野を開くことを自らの任務として、毎年出資して学者を組織し、メディア従業員、各業界のエリートらを海外に派遣し、「信孚しんふ研究院」を開設し、自由、人権、憲政の理念を研究する学者に資金援助した。

三つ目は、慈善事業に熱心だった。信孚グループの傘下にある慈愛院は、180人の孤児や障害児を援助。傘下の黄石中学、小学校は40人の孤児を助け、5年間の白雲学業援助教育をおこない、691人の学校へ行けない子供達に初等教育を受けさせた。

四つ目は、一部の当局から「政治的に不正確な文章、論評」を広めた。2012年6月の「環球時報」は、かつて信力健が風刺的に満州を美化した国内の微博をRTしたとして批判した事があります。環球の編集長の胡錫進は、微博で信力健を「思想と政治的な極端主義の傾向がある」と批判しただけでなく、信力健の「極端な思想」が教育過程に浸透している恐れがあるので、制限すべきだとしました。

この二つの文章から見ると、信力健の社会活動分野は教育関係が主になります。こうした企業経営に長け、かつ熱心に社会に貢献しようという企業家は、世界のいかなる国家でも、政府から重視され、社会から尊敬される人物です。しかし、中国ではダメなのです。なぜか? すべて中共が政治権力、経済資源、文化教育資源と世論制御という三つを独占している全体主義独裁国家では、慈善事業は民心を籠絡する手段だと見做されているのです。前世紀の90年代、まだ中国当局がお金を持っていないときには、民間が学校を開き、慈善事業を行うことは望まれていました。しかし、数年前に、中国が世界第2の経済力を持つ国家となり、政府も自分の財布がパンパンになったと思う様になると、以前は奨励していた民間教育機関や外国から資金援助を受けているNGOなどは、全て「安定を破壊しかねない」要素だと見なすようになりました。

支持基盤不要の朝廷?

信力健が今年逮捕されたということは、まさに、中国民間で中共政策の多すぎる変更を風刺する「共産党の政策はお月さま。最初と十五夜じゃ別のもの」という言葉が正しいことを示しています。ですから、彼のような企業家は江沢民、胡錦濤朝廷時代には存在を許されたのですが、習近平 王朝では許されなかったのです。

信力健は1989年に信孚学校を設立し、基礎教育事業に26年間力を尽くし、不断に新しい教育領域やプロジェクトを切り開き、初めて国と民間の公私協力学校モデルを作り、遂には信孚教育グループを南広東で最大の規模にし、在校生数も最多で、生命力の最も長続きした民間教育団体を築きました。自分自身は、更に多くの社会団体の理事や中山大学など、幾つかの大学の客員教授を務め、多くの社会的栄誉に包まれています。こうした事実は十分、彼の教育活動が社会の需要に応じたものであっただけでなく、政府の承認や支持をえていた事を証明しています。そうでなければ、今日まで続けられた筈がありません。

政権は自分の統治の基礎、つまり依拠する対象が必要です。毛沢東は、労働者階級とその同盟軍の農民に依拠しましたし、異なった段階では異なった敵を作り出し、革命運動方式で社会を管理しました。鄧小平は知識人と党の関係を再構築し、先に金持ちになった人々が後から来る人々を引っ張るという社会構造の基礎を築き、社会のあらゆる階層の人々に希望を持たせ、呼び集め、中共を「全国民の党」にしました。毛と鄧小平の政治路線は完全に相容れませんが、鄧のほうが現代政治に近いでしょう。

江沢民が政権を継承した時には、すでに労働者階級は脇役に退けられ、農民もすでに社会の最底辺に落ちぶれていましたので、「三つの代表」という社会構成を再提起しました。私は、「現在の中国社会の構造と変化についての総合分析(当前中国社会结构演变的总体性分析)」(2000年3月)で、江沢民が作ろうとしている社会構造の基礎は政治エリート、経済エリート、知識エリートに外国資本を加えたものだと指摘しましたが、この文章のお陰で「国家の敵」と見做され、私の文章を発表した「書屋」雑誌は致命的な打撃を被り、編集長の周実は40歳ちょっとなのに「退職」させられました。

胡錦濤の統治した10年間は、政治は左、経済は右、を特徴とします。しかし、実際は党内理論家たちが2007年に提出した「新社会階層」という理論はその実、江沢民の「三つの代表」論の延長と具体化でした。

「“新社会阶层”跻身中国政坛,(新社会階層が中国政界に飛び入り 2007年10月3日)」が大変はっきり書いています。

「江沢民は講話の中で、改革開放以来、中国の新社会階層の構造に新しい変化が生じ、民営科学技術業の創業者や技術者、外資企業に招かれたエンジニア、個人経営者、私営企業経営者、ブローカー、フリーランサーなどの社会階層である。……こうした新階層の広大な人々は誠実な労働と仕事を通じ、法に則った経営を通じ社会主義と社会生産力とその他の仕事に貢献している」

また、中共中央は2004年から毎年、中央社会主義学院は定期的に約50人、各地方から新会階層人士の研究グループとして召集してきました。そのころ、全国の県クラス以上の人民代表大会の新階層人士は約9千人以上で、県クラス以上の政治協商委員は3万人を超えました。この論評は、「新しい社会基層人士はみな政治的な良い素質を持ち、専門性も高く、政治参加能力も強いという優秀さをもっており、社会主義市場経済発展の重要な力量であるばかりか、社会主義民主政治の積極的発展を担う者である」と述べました。信力健は、「新社会階層」のメンバーとして、広州市の白雲区政治協商委員に呼び入れられたのでした。

薄熙来 は、労働者・農民が脇役に追いやられていて社会の現状に極めて不満だという現実を見てとり、「革命歌を歌い、悪い奴をやっつけろ」というやり方で、「鼎の軽重を問う」(*玉座を狙う)行動に出て、毛沢東を崇める社会底辺層からの政治的エネルギーを利用しようとしました。

習近平は、中共の最高権力を掌握して以来、権力闘争の目的の腐敗清掃が不徹底であっても、しかし高層利益集団の罪を明らかにすれば、腐敗官僚集団に後悔させ恐れ入らせることができると仄めかしていました。しかし、本当に民意の支持を得るまでには至りませんでした。周小平や花千芳といった(*訳者注;ネット上の中共政府支持ライター)たぐいの連中を重用したことは、知識人エリートの目には侮辱の最たるものに映りましたし、全国の生活補助対象者数を増やしたり、農産品の購入価格を値上げさえしましたが、恨みに満ちた社会底辺層から感謝はされていません。一方の手で自分に反対する政治的な異論の持ち主達とは戦い、異議人士や外国資金を背景としたNGOには大弾圧を加えています。

今もう、習近平の治国は、果たして社会的基盤が必要としないのか、トップ層の権力を自分のものにしようとして、却って共産党政府に災難をもたらす事にはならないのかは誰も分かりません。 もし、全ての人が政権を敵だと思う様なら、その最高指導者の最後は、必ず孤立するでしょう。多くの人々が、習近平に恨み骨髄ですし、始終、クーデターの噂が出ては消えているようでは、人々の習近平政権に対する信用は、どんどん弱くなるのです。

社会の恐怖感を増やすだけ

はっきりしているのは、今年の政府が強力に株式市場に干渉し、各筋の経済エリートや家産を持つ人々に、自分たちの資金を安全な地に逃したいと、外国為替市場に向わせ、外貨準備高の急激な減少を招いている事です。去年の6月から、約4兆の外貨準備が3.5兆に減り、政府は止むを得ず各種の外貨流出制限の手立てを講じざるを得なくなっています。

「李嘉诚を逃がすな」という文章は、8月初めに作者のブログの盧天暤の「国と城」(ID:luotianhao99)に掲載されたのですが、当初は誰も気にも留めなかったと言われます。しかし、9月13日、中国企業家が転載してからネット上の最もホットな文章となり、メディア上ではこれが新たな「土豪をやっつけろ」の合図なのかどうかについて、さまざまな憶測が流れました。信力健をつまらない罪名で拘留し、その財産をすべて凍結する異常な当局の行動は、こうした見方を裏付けるものになりました。

あれやこれやで全てが、有産階級の間に「外国へ逃げたい」という恐慌感を巻き起こしています。ある人が書いた「災難から逃れる準備」という文章には、中国が第2のシリアになる可能性があるとしていますし、また、別の「李嘉诚が逃げ出したのに、我々は何をグズグズしているのか」という文章では、「手で投票できないなら、足で投票(*国外逃亡)できる。それすらできなくなったら、本当に悲劇だ。手の投票は一種の権利、足の投票は一種の資本。でも、貧乏人にはできない事よ」と嘆いています。

信力健の逮捕が中国の有産階級にどれほど「外国にお出かけ」を促す影響があるかは、私は知りません。ただ、少なからぬ人々が、信力健のような品行方正で、公益に尽くした民間の慈善家・教育者でも、当局にわけの分からない罪名で逮捕されるなら、誰が自分の潔白を証明してくれるんだ? 今逃げないで、いつ逃げる? と考えるだろうと思っています。

中文 | 原文は 信力建从“新社会阶层"成为“罪犯"背后的政治变迁 (《中国人权双周刊》第165期,2015年9月17日

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