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暇爺→日中両文・何清漣「中国2015」
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日本語新訳;何清漣氏 @HeQinglian: ★米国大統領選と中国指導層交代ー民主と専制の政治競争ー★

2016年10月27日

 人類の政治史上、2016年の様な出来事は珍しいでしょう。米国では大統領選挙で両党の候補が天地を揺るがすガチンコ公開勝負をやっているかとおもえば、中国では指導者層の入れ替え時期でブラックボックスの中で深く静かに選考作業が行われています。どちらの国家も自分のことで大忙し…ですが、目の隅で相手方をチラチラ見ており、時々批判しあってます。米英のメディアは習近平が任期は二期までというルールを破るのではないかと疑っており、中国の劣悪な人権状態を批判します。北京も米国大統領選挙がスキャンダルだらけなのを見ては「馬鹿げた選挙ぶりは米国が力を失った証拠だ」とほくそ笑んでいます。

 ★米大統領選を中国はどう見る

 ソーシャルメディアには米国大統領選挙に関する批評がやまほどあります。BBCの中国編集長のキャリー・グレイシーの「醜悪な米国の選挙は中国民主のめちゃめちゃな模範」で、中国の各層の見方を紹介しています。

 中国の政府側メディアの論評は「最低さを互いに競い合う選挙は、民主の価値を考えさせる」として、米国大統領選挙はついに前代未聞の笑い話になった、と述べています。
 中国の女学生はグレイシーに興味を持てない理由として「あの選挙は異なる社会階層間の衝突をより激化させるだけで、分裂を引き起こし団結できなくさせる。あんな制度は役に立たない」と言いました。中央テレビの楊鋭は「投票で一切を決めるというのは間違っている。だって、選挙民がみな一人一人、理性と知恵を持っているという前提に立たないとなりたたないんだから」と述べました。彼の見るところでは、米国の選挙活動は悪い意味でのポピュリズムの見本で、ちょっとした違いや言挙げするに足りないようなささいなことを固定化してしまう危険があって、「みんな重要な議題を忘れて、セックスだの、更衣室での会話だの、男のバカな行動とかばかり喋っていて、やればやるほどうんざりさせられ、西側の民主の力を破壊している」と言います。

 中央証券監督管理委員会の副主席の星海則は「中国の話し合いシステムは共産党内の密室で激烈な討論で行われるところに力があるんだ」と中国の「話し合い式民主制」を褒めちぎっています。

 グレイシー自身は、「今年の大統領選挙の弊害は米国政治制度の評判を本当に傷つけた」と言います。

  ★選挙は市民の政治権利の体現

 民主を望む中国人の心中、米国はずっと何者にも代えがたい「灯台の国」だったということは認める必要があります。米国の2016年の選挙の泥仕合は確かに、こうした私自身もふくむ人々の気持ちをがっかりさせるものでした。しかし、それだからといって米国の民主制度を否定するならば、それは「木を見て森を見ず」だと思います。

 グレイシーが取材した中国の各階層の人々の見方は、ひとつの根本的な問題を見落としています。それは民主と専制の区別は人民が政治に参加する権利があるかどうかだということです。民主国家の大統領選挙は権力の交代過程で、専制体制下の権力交代がブラックボックスの中で行われるのにくらべて、本質的に違うエリートを選ぶ過程です。専制権力のもとでの最高権力の交代はほとんどブラックボックスで行われ、政変以外には、北朝鮮の金王朝のような父親の死によって息子が後を継ぐとか、キューバの兄弟が政権を継ぐとか、中国の最高権威が後継者を指定するとかいうモデルしかありません。

 中国朝廷の権力交代は毛沢東時代から、華国鋒、胡耀邦、趙紫陽、江沢民、胡錦濤、習近平の七人が毎回、選ばれる時には最高指導者個人や最高権力の小さなサークルで密談の結果決まり、最後に人民の名において権力が授けられるわけです。例えば今行われている中共第十八期六中全会では、外国メディアは習近平が中共がこの二十年近く続けてきた総書記の十年任期制度のルールを打破して、三期やらせろと言っているのではないかと疑っています。このような大事なことを、中国人は知ることもできなければ、自分の意見を言うこともできません。だから、米国の大統領選挙のああした互いに相手の醜聞を暴き合うようなこともありませんから、「とっても清潔」なのです。

 米国の大統領選挙はもともと激烈な競争の過程す。相手をやっつけるために、通常の状況下でも相手をとことん調べあげます。もし明るみにだせない事情があったら、当然、たたきに叩くわけです。たとえそれが噂程度であったにしても、まずはマイナスのムードを作り出すために拡散させてからの話だ、というわけです。清潔か否かは候補自身できまりますが、今年の特殊性は両党の候補が過去の人生経歴でどちらもあまり明るみにだせないことがあるという点で、トランプは私的な不道徳、ヒラリーは公の道徳性に欠けています。ですから三回の討論会もすくなくとも二回半は互いに相手の醜聞をあげつらい、経済、違法移民、国家の安全、就職などの国家の未来の発展の方向の政策についてはほんのちょっとしか論議されませんでした。こんな弁論合戦を三回もみせられたら本当にうんざりします。米国人も、誰かがいつも「選挙のめちゃくちゃは米国の衰亡の悲劇の反映だ」と言ってることや、選挙結果について「どっちが勝っても、米国はとことん負けだ」といっているのを知っています。

 中国の権力者に言わせれば、米国大統領選挙型とブラックボックス中国型の二つの権力交代モデルについていえば、当然、後者がすばらしく前者はダメです。ですから、中国メディアの言うような「互いにどっちがキレイかを競い合って、民主とはなにかをあらためて考えさせてしまう」というのは自分たちの本当の気持ちであるのでしょう。しかし権力もなにもない中国の民衆が、本当に「談合民主」の一党専制制度の方が米国の民主より優れているとするのなら、それは自分たちが民主主義についてまだ本当にわかっていないということです。

 ★民主制度のもとで、人民は選択結果に責任がある

 しかし、米国の選挙は本当の問題を明るみにだしてきました。それは「民主制度のもとでは人民は選択結果に責任を負う、ということで、今日の現状は、選挙民が選出した指導者が人民を率いて今日の結果に導いたということです。

 民主制度は通常の形であれば、各種の形式の選挙を通じてのみ、大統領や、政党、国会議員などのエリートを選び出して権力のバランスのとれたエリート統治を行う事実上の代理委託システムです。しかし、委託期間内に、政府が出してきたいろいろな政策に民衆は不満であったとしても、その任期満了になるまで我慢して、再び選択を行います。ですから、人民は数年に一度の選挙で、指導者候補の能力、品格(私的、公的)を比較して、どの人物を「買う」ことにするか(投票するか)ということです。言い方を換えれば、選挙民自身がなにを考えているかによってどの候補者の政治主張や経済政策入るか、例えば仕事のある人は税収の増減、貧乏人は社会福祉の約束とか、気に入るかということです。そうした政策の長期的な結果は専門家たちが研究する問題であって、選挙民はわかるはずがないから、責任を負えない、という人もいるかもしれません。この言い方は半分しか正しくありません。大多数の選挙民はあるいは国家の大勢について判断する能力はないかもしれませんが、しかし、自分の選択には責任を負わなければならないのです。

 ベネズエラ人民は大分以前に革命英雄主義でロマンチックなチャベツ大統領を選択しました。チャベツも約束を守って国家の最大資源の石油収入を人民の要求に使って米国や欧州をはるかに超える福祉制度をつくって、物価を抑え、国民から大歓迎されました。彼の後継者のニコラス・マドゥロは「チャベツの子」として、社会政策の上でチャベツの路線を続けましたがチャベツほどの幸運には恵まれず任期二年で国際的なエネルギー価格の大暴落に見舞われ、電力欠乏から街頭での騒乱、政局の不安定化、インフレにみまわれ前代未聞の危機となりました。人民はマドゥロを罵り、彼が経済をダメにしたとして辞任を要求しましたが、しかし自分たちの国が石油一辺倒の経済に頼った福祉政策を大喜びすることがどんなに危険だったかということを考える人はあまりいませんでした。

 現在、全世界で唯一、選挙民が主人であるという民主国家はおそらく、小国寡民のスイス(*人口;808万)です。スイスでは政府は行政執行機関にすぎず、大事小事みな国民投票によって決められます。エコロジー優先経済、退職金の増額、監視カメラの設置などどんなことでも提案があれば国民投票によって評決されます。そしてスイス国民は例えば、全面的なエコロジー経済(エネルギー費用の負担増大)に反対し、福祉増強(税金が上がる)にも反対、国家の監視強化(プライバシーよりテロ防止のために)賛成、という具合にいつも大局的に賢明な判断を下してきました。

 上述のように、民主政治が専制政治よりすぐれているのは、人民が政治に参加する権利があることで、票を自分たちの利益の訴えの表明に使えることです。しかし、民主制度を守り、維持するについては人民が政府に要求し、監督することにかかっています。先見性があり私利を許さなかったスイス国民は自国の民主制度を守れたけれども、ただのランチを喜んだ人民のベネズエラは国家発展の資金が欠乏し、人民全体の競争エネルギーを欠いて、最後は自業自得になりました。

 米の今年の大統領選挙では少なからぬ選挙民がはっきり、米国の未来の4年、あるいは8年の行方に関わるとわかっています。しかし選挙状況があまりにも特殊なために、本当のテーマはスキャンダルに覆われて隠されてしまっており、その問題を考えるより、どちらの候補が好きか嫌いかということに多くの選挙民が囚われてしまっています。10月26日のニューヨーク・タイムズは「今年の大統領選挙で選挙民はイライラ」で、あるセラピストが自分の患者の四分の三は明らかに選挙と関係してイライラしていると述べていました。米国心理学会の調査でも、今回の選挙で米国民の半分以上がプレッシャーを、「大変感じる」、「感じる」、と答えています。

 こうしたイライラはという選挙結果への心配でしょう——「もし今回、選択を間違ったら、米国は遅かれ早かれその報いをうけるだろう」と。(終)

 拙訳御免。原文は;民主与专制政治的隔空较量 http://www.voachinese.com/a/heqinglian-2016-democracy-politics-20161026/3567518.html


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